名古屋市港区「藤前干潟」とその周辺の漂着ごみを清掃する「2024年秋の藤前干潟クリーン大作戦」が、10月19日(土)に開催されます。藤前干潟はラムサール条約登録湿地。子どもたちが安心して遊べる干潟や川を目指し、漂着ごみを拾います。
※ラムサール条約とは、1971年にイランのラムサールで開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約。国際的に重要な湿地が対象となり、そこに生息・生育する動植物の保全や賢明な利用の促進などを目的に登録されます。
藤前干潟は2002年11月に国指定鳥獣保護区に指定され、同時にラムサール条約にも登録されました。しかし当時は、藤前干潟や周辺の護岸は漂着ごみなどに埋め尽くされていました。そこで、ラムサール条約登録湿地にふさわしい場所にしたいと始まったのが「藤前干潟クリーン大作戦」です。
2004年に開催された第1回は1会場のみで、参加者数や収集したごみの数は多くはありませんでした。今では藤前干潟や庄内川、新川河口の中堤会場などに広がり、参加者は延べ4万7506名に! 収集したごみは5万5483袋(45リットルのごみ袋)に及びました。藤前干潟を起点に、子どもから大人まで幅広い年代が、海や川の保全に協力しています。
▼過去に開催された「藤前干潟クリーン大作戦」イベントレポートはこちら!
ペットボトルや自転車など747袋を回収 マイクロプラスチックも
2024年で20周年を迎える「2024年秋の藤前干潟クリーン大作戦」。私たちの生活を豊かにする海や川を守るため、ごみ拾いに参加してみてませんか?
日程:2024年10月19日(土)
受付:中堤会場・藤前会場は9:30~
清掃活動:10時~11時30分ごろ
※学区会場については各学区にお問合せください
※雨天中止(開催可否の判断については当日6時までに実行委員会のHPに掲載します)
会場:藤前干潟・庄内川・新川河口(名古屋市港区)にある中堤会場・藤前会場・学区会場
持ち物と服装:受付シート(下記より印刷してください)・飲み物(水筒)・帽子・タオル・軍手・汚れても良い服・運動靴(または長靴)
詳しくは藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHPをチェック!