レポート
2023.04.28

【レポート】海が好きすぎる子どもたちが集結!「全国子ども熱源サミット」初開催

発表資料

3月24日から3日間、海のことが好きすぎてやまない小学生20人が集い、自分の活動や研究を発表する「全国子ども熱源サミット」が東京で初開催されました。

「全国子ども熱源サミット」はマニアックでもいい、オタクでもいい。誰にも負けない熱量で海に関わることに取り組んでいる小学生を、未来の海を守る人材として育成し『熱源ジュニア』を目指す企画です。知見を広げ、全国の仲間と交流し、情報交換をすることで活動に深みと広がりを身に着け、骨太な小学生を育成します。今回は、北海道から沖縄まで、全国から海に関して驚くほどに探求心溢れる子どもたちが集まりました。

熱源子どもサミットステージ

魚の骨の魅力を発表!愛知県から参加の松本青鳥羽さん

サミット初日は、海に関する活動や取組などを発表する「熱源ジュニアの主張」が行われ、子どもたち20通りの視点から海の魅力や海洋問題が語られました。

愛知県からは参加者最年少の松本青鳥羽(まつもとあおば)さんがステージに上がりました。

「みんなに魚の骨の魅力が伝わるように発表したい」(松本さん)

松本さんの発表のテーマは「魚の骨のみりょく」。これまでに標本にした9点の魚の特長やそれぞれの魅力について力強く発表しました。

ステージで発表する松本さん

魚の骨についての発表資料

会場ステージの横には、松本さんが制作した骨格標本も展示しました。

魚の骨の標本

★魚の骨が大好きな松本青鳥羽ちゃんについてはこちらの記事もご覧ください!

「日本の海、世界の海をリードする存在に」海についての学びを深めた3日間

2日目は、日本や海外で活躍している研究者などと中継を結ぶ「熱源ジュニア熱中授業」が実施され、子どもたちは最新の知見をインプットし、豊かで美しい海を未来へ引き継ぐアイデアを深めました。

最終日には、「未来の熱源育成」と題して海上保安庁の測量船と東京海洋大学を訪問。海図の説明を受けたり、南極の海について学んだりしました。

船の前で集合写真

3日間のサミットに参加した子どもたちは「自分の意見だけでなく、他の人の意見がたくさん聞けてよかった」「これからも海の問題について考えていきたい」「海好きという繋がりがある人といっぱい話せてとても楽しかった」と新たな発見や交流を深める貴重な体験となったようです。

今回のイベントを終えて、日本財団の海野光行常務理事は、「すごく頼もしい子どもたちだと思いました。もともと海の知見は持っている子どもたちなので、これに体験・経験が備わっていくと、日本の海、世界の海をリードする存在になってくれるのでは。」と参加した子どもたちの将来に期待を寄せていました。

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