海ノ民話のまちプロジェクトとは、海に囲まれた国、日本の「海との関わり」と「地域の誇り」を子供たちに伝え語り継ぐプロジェクトです。
現在、日本には8万以上の民話があるといわれていますが、その全てが残っていません。
その減少しつつある、大切な海の民話を今の子供たちのためにアニメーションとして残し、
その民話がある地域を活性化させるのが「海ノ民話のまちプロジェクト」です。
今回、蒲郡にある「仏島」が舞台となったアニメが完成し、蒲郡市にあるラグーナテンボスで上映会が行われました。
仏島は、蒲郡市の沖合、三河大島の南にある岩だらけの島です。三河大島周辺を航行する時には、小島から仏島周辺の岩礁群は白波が立って、岩礁群が頭を出しています。さらに、三河大島と小島の間の通り抜けはできません。周辺を航行する時には充分に注意が必要な場所なのです。
この仏島を舞台に、どんなアニメが完成したのでしょうか・・・・!? 😯 😯 😯
上映会に出席した蒲郡市の鈴木寿明市長からは「海のすばらしさ、怖さを伝える作品になりました。ぜひ、多くの皆さんにご覧いただきたいです」とコメントを頂きました。
いよいよ、アニメ「仏島」の上映です。
途中で登場する海の亡者の姿は必見です!!😆😆😆
むかし、三河大島の近くに、切り立つ岩場が多く海の難所として知られる海がありました・・・。
上映中、仏島に現れる海の亡者の姿に、一瞬、怖そうな表情を見せる子供もいましたが、みんな、真剣な表情でスクリーンに見入っていました。
上映後は、アニメを制作した柴田英知プロデューサーと、鈴木市長によるトークショーやクイズ大会も開催されました。
ここで、皆さんにも、問題です!
1問目:「アニメに出てきた島の名前は何でしょう?」
①仏島 ②神島 ③天使島
⇒これは、簡単ですよね!?もちろん、答えは ①仏島 です!😉
続いて、2問目:「海の潮の満ち引きはなぜ起こるのでしょうか」
①地球の自転 ②月の引力 ③大陸の移動
これは、どうでしょうか。😉
会場で一番、多かった答えは・・・「②月の引力」でした。が、柴田プロデューサーからは「答えは②の月の引力ですが、実は、地球の自転も関係しているんですよ」と、豆知識を頂き、参加者からも、驚きの声が上がっていました。
海ノ民話のまちプロジェクトでは、全国様々な民話を取り上げたアニメーションを通して、各地域の活性化を目指しています。語り継がれてきた物語に込められた「思い」「警鐘」「教訓」は、現代の私たちに多くのことを教えてくれます。
このプロジェクトを通して「海」との関わりを考える機会にしてみては、いかがでしょうか。