未来の海を担い、海を守り、よりよくしていくための「熱源」となる人材を発掘していく
「熱源プロジェクト」 。
今年3月に、全国の「海マニア」な小学生たちが、自分が興味を持って調べている「海の研究」を持ち寄って発表を行う【全国子ども熱源サミット】が開かれます。 😀 😀 😀
愛知県のキッズサポーター松本青鳥羽(あおば)ちゃん、通称あおちゃんが、
北信越ブロックの愛知県代表として出場することが決定しました!!
ジャンルは「海の生き物」、取り組みは「魚の骨のつくり」。
あおちゃんが興味を持って研究しているのは「骨格」です。
幼稚園の時にお母さんにおねだりして買ってもらったのが、人体模型でした。部屋にも、骨や骨格に関する本がずらり。骨と魚好きが相まって、今では、魚の骨格標本を自分で作っています。
先日、同じように海に興味を持って研究している各地域代表の小学生や、海や海洋生物の専門家の先生方が参加して、オンラインでアドバイスを受けるセッションが開かれました。
初めは緊張気味だった「あおちゃん」でしたが・・・
自分の好きな骨格標本の話しになると、どんどん、テンションが上がり、
画面越しに、今まで作った標本を次々とお披露目。
みんなからも「お~!」と、感嘆の声が上がるほどでした。
ちなみに一番お気に入りは「シイラ」の骨格標本♥
水族館で見た骨格標本がとてもきれいだったので、自分で作ってみたくなり、実際に魚市場へ行って、魚を手に入れて、標本を作り始めたという、あおちゃん。
「その一歩を踏み出したのはすごい事ですね」と、先生からお褒めの言葉も頂きました。
あおちゃんからは、他の参加者に
「サメはどこで手に入れているんですか?」と質問が。
実は、あおちゃん、サメが大好きなのですが、近くの魚市場では、なかなか手に入らず、困っていたのです。
「漁師さんのSNSをこまめにチェックしていると、”欲しい人に譲ります”って書き込みがあったりするよ!」と、教えてもらい、有意義な情報交換の場にもなったようです。
将来の夢は「海洋生物の研究者になって骨から分かる生態を調べたい」というあおちゃんに専門家の先生からは
「研究者には女性が少ないので、あおばさんの優しいしゃべり方や雰囲気をいかして、頑張ってください。とてもいいプレゼンが出来ると思いますよ」と、アドバイスをもらいました。
オリジナリティあふれる研究をしている他県の仲間ともふれあえて、大いに刺激を受けたあおちゃん。
「ほね仲間」も出来て、全国大会へ向けて、モチベーションも上がってきたようです。
3月の全国大会に向けて、頑張れ!あおちゃん!!
「全国子ども熱源サミット」はマニアックでもいい、オタクでもいい。誰にも負けない熱量で海に関わることに取り組んでいる小学生を、未来の海を守る人材として育成し『熱源ジュニア』を目指す企画です。
知見を広げ、全国の仲間と交流し、情報交換をすることで活動に深みと広がりを身に着け、骨太な小学生を育成します。
子どもたちが未来の海と自らを創造し、発信していく力を伸ばす場が「全国子ども熱源サミット」。2023年3月24日から26日まで東京で開催されます。