「スポGOMI甲子園」は全国の高校生(15~18歳の方)が各エリアでごみ拾いを競い合い、「高校生ごみ拾い日本一!」を決める大会です。3名でチームを組み、競技時間の60分間で予め決められた競技エリア内のごみを拾い、その質と量を競い合う地球に最もやさしいスポーツです。「スポGOMI甲子園」は2019年にスタートし今年で7大会目になりました。

10チームが参加した愛知県大会。全参加者30人中、28人が女子メンバーという女性比率の高い大会となりました。初参加の聖霊高校からは複数のチームが出場し、明るく元気いっぱいに大会に挑みました。今年の愛知県大会は、三菱電機名古屋製作所の協力のもと、東区大曽根周辺のごみを拾います。閑静な住宅街のため、一見すると、目立つごみはなく、線路沿いや公園など、どのエリアのごみを拾いに行くか、各チームの作戦が勝敗のカギを握ります。

全国大会出場経験のある2名を含む「令和最新版ベジタブルトリオ」チームは、2025年も全国への切符を勝ち取ろうと気合が入っています。選手たちは、競技開始の合図とともに一斉にごみ拾いに向かい、競技エリア内をくまなく探し、次々とごみを拾い集めました。結果、「令和最新版ベジタブルトリオ」チームが、ごみ総量11.19kg/1327ポイントを獲得し、準優勝チームに2倍のポイント差をつけて優勝を果たしました。

「令和最新版ベジタブルトリオ」は、11月30日(日)に東京で開かれた全国大会に出場し、墨田区の街並みを舞台にした競技エリアでも、大健闘!ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻など日常生活に直結するごみを拾い集め、参加した42チーム中、18位の好成績をおさめました。メンバーは3年生のため、スポGOMI甲子園に出場できるのは今年が最後ですが、来年は世界のチームとごみ拾いを競う「スポGOMIワールドカップ」に出場したい!と、夢を話してくれました。

自分ができる小さな一歩が、また次につながる。この経験を活かして、次の大きな一歩へと繋げていてください!