幻想的な光を放つ小さな生き物「ウミホタル」。愛知県碧南市にある「碧南海浜水族館」では夏の企画として「ウミホタルの発光実験」を開催、水族館が大好きな親子48名が参加しました。
碧南海浜水族館 飼育員・宮地弘典さん
「ウミホタルの発光体験では、身近な海にも生息しているウミホタルの能力や生活スタイルがよくわかると思います」
まずはウミホタルの生態を学びましょう!
Qウミホタルはどうやって光るでしょうか。
1.からだの中で光る
2.からだの外に光を出す
3.月の光を反射して光る
ウミホタルは日本だけにいる生き物「日本固有種」です。カニやエビ、ミジンコなどと同じ甲殻類の仲間で、大きさは約2mm~3mmです。ウミホタルが光る秘密は、体の中にある「ルシフェリン」と「ルシフェラーゼ」という2種類の物質です。身の危険などを感じた時にこの2つの液体を同時に体の外に出すことによって、海水中の酸素とつながったところが光るのだそうです。
実験では、ウミホタルが入っているコップに海水の氷を加えます。
すると…ウミホタルが青く光りました。実験を終えた子供たちは「光っていました!」「光り方が思っていたのと違っていたので驚きました」と大興奮!
幻想的な光を放つウミホタル。みなさんも水族館で体験してみては?