”海風トラベラー”と”灯台時間”「海と灯台サミット2025」 | 海と日本PROJECT in 愛知県

「海と灯台サミット2025」が東京で開催され、「旅と灯台」をテーマに、研究者や学識経験者が灯台の価値を多角的に議論する学術会議、クイズプレーヤー・伊沢拓司さんをはじめ多彩な識者が“灯台時間”を語る「海と灯台サミット シンポジウム」、灯台利活用モデル事業の中間報告会が行われ、灯台を通じて地域・人・海の新しい関係を描くイベントとなりました。

１つめのセッションは、海辺を移動しながらその土地の風や光、出会いを味わう―
そんな“海辺を旅する人”を意味する「海風トラベラー」という新しい概念をもとに、旅を楽しむ人の視点から灯台の魅力を考え、

２つめのセッションでは“灯台に着いてからどう過ごすか”という過ごし方に焦点をあて、訪れることそのものが目的だったこれまでの灯台体験を、より豊かに味わうため、癒し・歴史・食という３つの視点から灯台の新しい魅力を掘り下げました。

日本財団の海野光行常務は「旅と灯台を結び付けたらもっと人に寄ってもらえるんじゃないかということで今回テーマとしてやってみました。一度行ったきりではなくて２回３回と行ってもらうようにするためには何が必要かということをちゃんとみんなで考えなければいけない」と話していました。