レポート
2023.12.01

「海と灯台サミット2023」開催 令和の“灯台守”が誕生!「野間埼灯台が素敵な思い出の場所になってほしい」

11月1日の「灯台記念日」を起点に、灯台を巡るムーブメントを創出する「海と灯台ウィーク」が全国で行われました。そのメインイベントとして、11月4日に東京都で「海と灯台サミット2023」が開催されました。

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日本には3000を超える灯台がありますが、海の道標としてだけでなく、その役割は広がっています。「海と灯台サミット2023」には灯台の有識者をはじめ、自治体の担当者や灯台の利活用に取り組む団体や個人などが参加。灯台の魅力や新たな可能性を多様な視点から語り合いました。

灯台に興味を持ってもらうために

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日本財団 笹川 陽平会長:

「灯台について詳しい方もあまり知らない方もいると思いますが、ぜひこの機会に灯台に興味を持ってもらいたいです」

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第1部のシンポジウムでは、9名の有識者が登壇。「灯台を巡る体験価値」「灯台というロケーション価値」「灯台に宿泊するという体験価値」の3つのテーマによるトークセッションが行われました。また後半には、灯台の利活用について愛知県美浜町の野間埼灯台が取り上げられ、日本財団の海野常務からその取り組みについて紹介がありました。

現代版の灯台守として専任スタッフを募集

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日本財団 海野 光行常務理事:

「『現代版の灯台守』というキャッチコピーで、専任スタッフを募集しました。選考の結果選ばれたのが、カップルの仙敷裕也さんと佐々木美佳さんです」

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愛知県東海市出身のプロカメラマン・仙敷裕也さんと佐々木美佳さん。仙敷さんの仕事は、結婚式用の写真を撮影すること。年間120日以上、野間埼灯台に訪れていたそうです。

Still1127_00022仙敷裕也さん:

「ここの場所自体も素敵な思い出の場所になってほしいと思います。また帰ってきてもらえるような場所づくりをしたいです」

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佐々木美佳さん:

「ここ(野間埼灯台)に来れば美浜でこういうイベントをやっているとか、イメージづくりをしながら、ここに来る人たちが『何曜日に行ったら楽しい場所』と分かるようにつくっていけたらと思います」

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海野さん:

「地域のみなさんを彼らがつないで、灯台とともに地域を光り輝かせてもらいたいです」

「まずはアクションを起こしてほしい」と話す海野さん。灯台の魅力を再発見するためには、一度足を運んでみることが大切ですね!

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