レポート
2024.07.24

お笑い芸人の小島よしおさんと、子どもたち12人が愛知の海を守る!

一般社団法人 海と日本プロジェクトin愛知県は、人気お笑い芸人の小島よしおさんと子どもたち12人とともに、愛知の海の問題点に取り組むイベント「このままでは愛知の海がワヤになってまう」をスタートしました。

「極秘組織おっぱっぴー」が調査!

同イベントは、テレビ愛知で7月15日(月・祝)午後5時10分に放送された番組「愛知の海がワヤになってまう」とのコラボレーション企画です。第1弾のテーマは「愛知の海を知ろう」。参加した子どもたち12人が「極秘組織おっぱっぴー」となり、三河湾などの地元の海にいる魚について調査しました。

“魚離れ”が深刻化

愛知県では今、アサリ類やノリの生産量が大幅に減少しています。エビ類、シャコ、カレイなどの漁獲量も減っているのです。漁獲量の減少は“魚離れ”をより深刻化させるだけでなく、愛知の海への関心低下にもつながります。しかも「海と日本人に関する意識調査2022」によると、愛知県民が感じる「海への愛着」は全国40位なんです!

このままでは愛知の海が“ワヤ”になってまう……。海を愛する子どもたちが立ち上がりました。

愛知の魚について調べるために訪れたのは、碧南市にある「碧南海浜水族館」。極秘組織おっぱっぴーは館長の地村佳純さんに話を聞き、三河湾に200種類以上の魚がいることや、食べられるけど漁師が獲らない魚「未利用魚」がいることなどを学びました。

未利用魚の中で子どもたちが注目したのが「アイゴ」です。「トゲの毒をきちんと処理すれば、おいしく食べられる」と聞いて、資源の有効活用はできないか、と考えを巡らせていました。

そして次の極秘組織おっぱっぴーへの指令は「未利用魚を使ったメニューを作って、海の問題をPRしよう!」。今後は、未利用魚のアイゴを使ったメニュー開発、試作品作り、最終目標は販売へと続きます。

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