夏の水難事故が増える前に、事故の現状や課題などについて考える「海のそなえシンポジウム」が6月19日(水)、東京ポートシティ竹芝で開かれました。
「海のそなえシンポジウム」では、1万人以上を対象とした水難事故対策に関する調査として、水難事故の発生は午後2時に多いことや海水浴場では浮き輪などの浮き具を使用している人が沖に流されるケースが多いことなどが報告されました。
日本財団 常務理事 海野光行さん:
「“安全な”海を楽しむのか、“安全に”海を楽しむのか。安全な海なんて正直どこにもないと思います」
そこで安全に海を楽しむための注意点を、愛知ライフセービング協会の堀尾卓美さんに聞きました。
愛知県ライフセービング協会 理事 堀尾卓美さん:
「海に来たら、まずは海の状況を確認します。浜辺はきれいでも(海の中は)ウニやエイなど、海洋生物がいる可能性があります。自分の身は自分で守るように気を付けてください」
みなさんも、正しい情報や行動を再確認して、安全に海を楽しんでくださいね。