愛知県立半田高校には、海の未来の研究「マリンチャレンジプログラム」に挑戦する高校生がいます。小早川美桜さん(17)です。
マリンチャレンジプログラムは、海・水環境に関連するあらゆる研究に挑戦する10代の次世代研究者を応援するもの。日本財団などが研究資金の助成や、サポートを行っています。
小早川さんは仲間の支援を受けて、全国大会に向けて研究資料を作成しています。テーマは「愛知県の水質はなぜ汚い!? 三河湾の水質調査」です。
小早川美桜さん:
「全国の海水浴場では水質がBという“少し汚い”ものに分類されるものが、約20パーセントあります。愛知県に限っていえば、水質Bに分類される海水浴場が、約80パーセントを占め、高い水準になっているんです」
「現在、私のまわりでも海に行こうとなったときに『どうせ汚いでしょ!』という風潮があるので、魅力あふれる愛知県にしていきたいです」
この「マリンチャレンジプログラム2024 関西大会 〜海と日本PROJECT〜」は7月31日(水)に大阪市東淀川区で開催されました。関西地域の1府5県から8チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。
参加した小早川さんは「全国大会への出場はかないませんでしたが、より良い研究を目指して、今後も精進していきます!」と次回に向けて意気込みを語ります。未知なる海の可能性を追求する、小早川さんたちの挑戦はまだまだ続きます!