レポート
2024.10.18

蒲郡市でアサリが激減…打開策にITを活用!「スマートカキ養殖」でデータ収集、養殖を増やす

愛知県蒲郡市の漁業振興協議会は、三河湾の沖合でITを活用したカキ養殖の実証実験を2023年に始めました。愛知県の「アサリ」は全国1位の漁獲量を誇ります。しかしここ10年でその漁獲量が大幅に減少。大きな問題となっています。蒲郡市においても、2013年の168トンから、2023年には9トンにまで激減しているのです。

蒲郡市漁業振興協議会 会長 小林俊雄さん:
「今はもうアサリの専門は4人しかいない。とれなくなったから廃業した人もいます」

そんなアサリ漁の打開策として注目されたのが、IT技術を活用した「スマートカキ養殖」です。センサーや専用アプリで必要なデータを収集でき、遠隔での最適作業の提案も可能だそうです。

小林会長:
「結果が良ければ今、手伝っている若い人がやりたいと言っているので、将来的にやって蒲郡市内のみなさんにも同じように(養殖)を増やしていきたいです」

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

海のプラスチックごみから生まれた絵馬「UMI-EMA」 過剰漁獲や気候変動など、5つの課題をデザイン
レポート
2025.08.21

海のプラスチックごみから生まれた絵馬「UMI-EMA」 過剰漁獲や気候変動など、5つの課題をデザイン

帆を張って、風の力で進む!「セイリングカッター乗船体験」開催【愛知県美浜町】
レポート
2025.08.20

帆を張って、風の力で進む!「セイリングカッター乗船体験」開催【愛知県美浜町】

ページ内トップへ