海水を採取しているのは、岡﨑東高校の1年生、ウィジー大優さん。いま彼が挑戦しているのは、海の未来を研究する「マリンチャレンジプログラム」です。マリンチャレンジプログラムは、海・水環境に関連するあらゆる研究に挑戦する10代の次世代研究者を応援するもの。日本財団などが研究資金の助成や、サポートを行っています。
ウィジーさんが参加しているのは、全国から選ばれた人たちが共同で行う研究プログラム。今回のコンセプトは「日本の海洋プランクトンマップを作ろう!」です。
ウィジー大優さん:
「僕はいま、 ごみとプランクトンの関係性について調べています。小さい頃にスキューバダイビングの免許をとって海に潜るうちに、海の中にごみが多いことが気になって。生活排水が多いところで赤潮が発生していると聞いたことがあります。ごみが多いところにはプランクトンも多いと思い、いま研究しています」
大切な海を守るため、日々データを集めるウィジーさん。全国大会の発表に向けて研究は続きます。