漂着ごみを清掃して海洋ごみを減らすことを目的としたイベント「秋の藤前干潟クリーン大作戦」が10月18日、藤前干潟と庄内川、新川の間にある「中堤」一帯で行われました。

名古屋市港区にある藤前干潟は、「国際的に重要な湿地」として2002年11月にラムサール条約に登録されました。藤前干潟周辺は街から流れる川の河口にあたり、ペットボトルやビニール袋、発泡スチロールといった多くのごみが漂着します。
「藤前干潟クリーン大作戦」は、そんな藤前干潟に飛来する渡り鳥やそこに生息する生きものの生態系を守ろうと、2004年にスタートしました。

今回も市民団体や地元自治体、企業、学生など約2000人が参加し、協力してごみを集めて干潟を守ります。

参加者:
「思っていたよりいっぱいごみがあって、こんなに流れてくるんだとびっくりしました」
「仲間と一緒にごみ拾いを取り組むことで、前向きな気持ちでがんばってごみを拾うことができました」
「ごみに対しての意識が変わったので、これからの生活について変えようと思います」

流れ着いたペットボトルなどのごみが、ヨシの間に積み重なって溜まっており、多くの参加者のおかげで 回収することができました。豊かな海を次世代にも残すために、皆さんも今できることから始めてみてください!