日本各地から、海に興味・関心がある子どもたちが集合し、
海と日本プロジェクトのさまざまなイベントに参加しながら、海への理解を深め、
「海のキッズサポーター」として海のミライを考えています👍🐬
愛知で活動する海のキッズサポーターについて、みんなの活動の一部を紹介します!
蒲郡市在住のあさくんは、学校の行事で小・中学生、保護者、地域の皆さんが一丸となって地元の海岸清掃を行いました。
毎年の恒例で、あさくんのお父さんが小学校のころから続く伝統行事だそうです。
学校の目の前に広がる海岸のごみを拾って、自分たちの海をきれいにするためにみんなで一生懸命、頑張りました。
その結果、ごみ袋は数十個になったそうです。
昔に比べると、ペットボトルや空き缶などのごみはほとんどなく、とてもきれいな海岸に!!
これも、長年、清掃活動を続けている地元の皆さんの努力の賜物、ですよね🙌
小学6年生のあおいさんは、夏休みの自由研究として、東京の国立科学博物館の特別展「海ー生命のみなもとー」を見学し、学んだことをまとめたそうです。
海と生命のはじまり、海と生き物のつながり、海からのめぐみ、海との共存などのテーマの中であおいさんが気になったのはやはり、現在の海のかかえる問題点。
「海洋プラスチック汚染」や、海の生物の命をおびやかす「海洋酸性化」、生態系への影響が心配される「海洋貧酸性化」の3つを取り上げ、対応策や活動研究を自由研究として紹介しました。
とても有意義な自由研究になりましたね!👌🎶
名古屋市港区に広がる藤前干潟。
2002年には国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録されました。
そんな藤前干潟で「海を守りたい!」と活動したのが「けいくん」と「らいとくん」。
けいくんからの活動報告です。
「家族で稲永ビジターセンターに行き、藤前干潟について学習しました。ぼくの家の近所の川が藤前干潟とつながっていることも地図で確認しました。自分の中で、海を守りたいという思いと自分にもできる事がつながって、ごみ拾いをすることにしました。ごみ拾いも効率を考えて(海の環境にとって)有害物質といわれるタバコの吸い殻とプラスチックを集中して拾うことにしました。そして拾い始めて、834グラムしか拾えていないことに気づきました。自分一人だけでは、海の環境改善は難しいことに気づき、まず、父と母と弟を巻き込み、できれば学校や地域を巻き込んで活動してごみを減らしたいです」
らいとくんからの活動報告です。
「藤前干潟をきれいにするイベントに参加したら、いろいろな場所にごみが捨てられていました。また、海に遊びに行ったら海岸に人が捨てたごみがたくさん落ちていました。また、水族館を訪れて乱獲や環境破壊について多くの海の生き物が絶滅の危機に瀕していることがわかりました。川や海にごみが落ちていたら自分で拾おうと思います。また、家や学校でごみを分別して捨てるよう心がけます」
各地でいろいろな活動を通じて、海の環境やごみ問題について、他人事ではなく【自分ごと】として感じたキッズサポーターたち。
その行動の一歩は小さくても、積み重ねた一歩が、いずれは大きな一歩へとつながるはずです。
これからもみんなの活動を見守って応援しています。
ガンバレ!海のキッズサポーターたち!!🐟💪