レポート
2023.09.12

川の水と海の水が混ざり合う「汽水域」でハゼ釣りに挑戦!

ハゼを釣り上げた女子

愛知の自然環境を守るための学習ツアー「三河のおせち料理を守り隊! ~ハゼのすみか三河湾の海の環境を調査しよう~」 の2回目が8月に蒲郡市で開催されました。

ハゼの甘露煮

陸地と海がつながる場所「汽水域」の大切さを知ろう!

今回の学習テーマは「汽水域」の大切さについて。「汽水域(きすいいき)」とは、川の水と海の水が混ざり合っている場所で、栄養分が豊富なため多くの生き物が集まるのです。まず子どもたちは、三谷水産高等学校の中野先生から、汽水域がどんな場所なのか講義を受けました。

講義を聞く子ども

講義のスクリーン

三谷水産高等学校 中野敏治さん

「汽水域はいろいろな魚や海藻、貝などがえさ場にしたり、産卵の場所にしています。汽水域が荒廃してしまうと、そこに魚が来なくなってしまい、えさ場がなくなってどんどん海がすたれてしまいます。汽水域は重要なのです。」

ハゼ釣りに挑戦!

「汽水域」の大切さについて知った後は、実際に「汽水域」へ行って「ハゼ釣り」に挑戦です。ハゼ釣りを通じて生きものが住む自然環境について学びます。

釣りをする子ども

釣りをする子ども

真剣な表情で釣り糸を垂らす子どもたち。しばらくすると次々とハゼを釣り上げていきます。

「釣れた釣れた!」

「大きいなぁ!」

ハゼを釣った子ども

ハゼを釣った子ども

この日子どもたちが釣った魚は、ハゼなど166匹! 生き物に直接触れる、貴重な体験となりました。

かごいっぱいのハゼ

理想の「三河湾」を発表!

ツアーの締めくくりは、絵とメッセージで表現した「理想の三河湾」の発表です。

発表する子ども

イラスト

「テーマは未来へつなごう三河湾です。これからもハゼ釣りができるような三河湾を守っていきたいです」

 

発表する子ども

イラスト

「三河湾最高。理由は魚がいっぱいいるからです!」

 

発表する子ども

イラスト

「森と海を守ろう、です。海と森はつながっているからです。」

 

発表する子ども

イラスト

「三河湾の美しさを引き出そう、です。これからも美しい三河湾にしていきたいです。」

 

集合写真

 

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