愛知県に注目の『海のキッズサポーター』がいます。
海のキッズサポーターとは、日本全国の海に興味・関心のある子どもたちのこと。
将来が楽しみな、個性豊かな子どもたちと海のミライを考えます。
愛知県に個性光る小学生がいるということで、お家にお邪魔してみました。
部屋には何と人体模型!
あおちゃんこと松本青鳥羽(あおば)さんが好きなのは、何と“骨格”。
幼稚園に通っていた頃、人体模型がほしいとお母さんにおねだりし、買ってもらいました。
そこから骨への興味は加速。
魚が好きだったあおちゃんは魚の標本作りを始めました。
最初に挑戦したのは魚市場で購入してきたシロザメ。
作る時に大変だったこともあるそうで・・
あおちゃん:
「ピンセットを使って一生懸命時間をかけて肉(身)を取りました」
今年に入ってからはシロザメの他に・・
「シイラ」
「ウツボ」
「ホシザメ」
「タチウオ」
何と5体も標本を作ったそう!
あおちゃん:
「できたときはとてもうれしかったです」
骨格標本の魅力について専門家に聞きました。
碧南海浜水族館副館長 地村佳純さん:
「骨をよく見ると生き物が創り出した形ですが、とても美しくてかっこいいと思う人もいると思います。食べる時に骨がイメージできていると上手に食べられるかもしれませんし、色んな発見があると思います」
魚の骨格は見た目の美しさや骨から分かる生態だけでなく、食育にも役立てられそうです。
あおちゃんに将来の夢を聞いてみました。
あおちゃん:
「海洋生物の研究者になって、骨から分かる生態を調べたいです」
たくさんの標本をつくるには豊かな海と魚があってこそ。あおちゃんの大好きな魚と海を守る活躍に今後も目が離せません。