10月に愛知県美浜町のシンボル・野間埼灯台で、「灯台の日イベント」が開催されました。地域の魅力をPRする“現代の灯台守”のお披露目式が行われ、初仕事にのぞみました。
“現代版 灯台守”は灯台の利活用をさらに盛んにして、地域を盛り上げるために灯台の管理をする人を一般公募。全国から約30名の応募の中から、愛知県東海市出身のプロカメラマン・仙敷裕也さんと、2024年春には結婚予定の佐々木美佳さんのカップルが選ばれました。
――灯台守に応募した理由は?
仙敷裕也さん:
「私は普段、カメラマンをしています。この野間埼灯台でウェディングの撮影をしていて、
もっとこの野間埼灯台に貢献したいと思って応募しました」
――美浜町に移住することは?
佐々木美佳さん:
「移住に関しては特にどこに住んでも良いなと思って、一緒に(彼と)行くなら大丈夫でした」
お披露目式のあと、さっそく2人は灯台に登って初仕事にのぞみます。踊り場からお菓子をまく「菓子まき」です。
また、この日灯台の日イベントに合わせて灯台のすぐ前にある南の島のカフェレストラン「TERRACE NOANOA」では海と日本プロジェクトとコラボしたメニュー「シャインマスカットのパフェ」も登場しました。(※現在は販売終了)
「TERRACE NOANOA」店長 田島 慎之介さん:
「上品な香りとさわやかな甘さが特徴のシャインマスカットを使った今が旬のパフェです。そして野間埼灯台をイメージしたクッキーを添えています」
美浜町 八谷 充則町長:
「昔は灯台の近くにお家があって、灯台守が住んでいました。その後はなくなり35年が経って、また灯台守が復活。今後の灯台守の役割は海を照らすことももちろんありますが、美浜町を外に向かって照らしてもらう存在として活躍してもらいたいです」
この日の最後はプロジェクションマッピングで式典に華を添えました。
ぜひ灯台に足を運んで、楽しんでみてください!