レポート
2023.12.11

名古屋港の海中はどうなっているの? 「水中ドローン体験会」で海洋生物や海のごみ問題について考える

水族館や海洋博物館などで人気の「名古屋港ガーデンふ頭」で、「水中ドローンで知る『私たちの海』in名古屋」が開催されました。参加したのは海が大好きな小中学生11名です。
Still1114_00003

まずは水中ドローンで何ができるのかを学ぶ講義が行われました。

Still1114_00005

日本水中ドローン協会 大手山 弦さん:

「水中ドローンを通して、水中の現実や実態を知ってもらいたいです。それを知ることで、子どもたちの中で新たな問題や課題が見えてきます。海を自分ごととして捉えることを学んでほしいです」

Still1114_00013

次に水中ドローンの体験を行いました。子ども用のプールでうまく操縦ができるまで、水中ドローンを動かします。

Still1114_00015

水中ドローンの操縦には、コントローラーにある2本のスティックを使用。前後左右の移動や潜ったり浮かんだりと、自由自在にドローンを動かせます。

操縦に慣れたら、いよいよ海で本番! 名古屋港の海はどんなものが見えるのでしょう?

Still1114_00017 Still1114_00019

水中ドローンから、船に付着したフジツボが見えます。

Still1114_00021

さらに魚が泳ぐ姿も!

Still1114_00023

水中ドローンを体験した子ども:
「海の中のいろんなところが見られるのが楽しかった」

Still1114_00025

最後に、水中ドローンを体験した子どもたちに「水中ドローンで何ができるのか」「水中ドローンでやってみたいこと」について発表してもらいました。

発表した子ども:
「水中ドローンを使って、今度はごみを集めてみたい」

「ごみを見つけてとりたいと思う」

Still1114_00033

発表した子ども:
「海洋生物を自動的に保護したい」

Still1114_00035

街中で捨てられたプラスチックごみが、堀川や中川運河に流れていく。そしてそのごみは名古屋港に流れ着き、やがて海洋プラスチックごみとなります。今回の「水中ドローン体験会」から海の現状を知ることで、子どもたちが海洋問題に興味を持つきっかけになりそうです。

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

拾ったごみの総量は34.68キロ!「スポGOMI甲子園2024・愛知県大会」開催
レポート
2024.11.27

拾ったごみの総量は34.68キロ!「スポGOMI甲子園2024・愛知県大会」開催

「海のごちそう?フェスティバル2024」開催! 日本の海の食文化と向き合おう
レポート
2024.11.26

「海のごちそう?フェスティバル2024」開催! 日本の海の食文化と向き合おう

ページ内トップへ