日本財団が企画・統括・支援する、ごみ拾いにスポーツの要素を掛け合わせて競技化した日本発祥スポーツ「スポGOMI」。今回は初となる世界大会「スポGOMIワールドカップ2023」の決勝大会が開催されました!
この決勝大会に向けて、全国47都道府県で予選大会および日本一を決める全国大会、海外では世界6大州、20カ国が予選大会が開催され、決勝大会はその予選大会を勝ち抜いた21ヵ国が代表チームとして出場します。スケールが違いますね!
初開催の世界大会で優勝したのは、イギリス代表チーム「The North Will Rise Again」。サッカーやマラソンに取り組む運動神経抜群のメンバーがそろいます。3人は広いエリアを歩いて83.7キロのごみを回収し、優勝をつかみ取りました。
優勝イギリスチーム:
「(日本語訳)とても素晴らしい気持ちです。良い気分。誇らしくもあります。まだ、現実のものなのかと、徐々に実感がわいています。すごくハッピーですし、同時に疲れてもいます」
準優勝の日本チーム「スマイルストーリー」は55.5キロのごみを回収。イギリスチームに引けを取らない素晴らしい活躍を見せました。
準優勝日本チーム:
「ほかの国でも地球のためにごみを拾い続けていたり、地球のことを考えている人たちが同じ思いで集まったり。心ひとつになっていることがうれしいなあと、心から思いました」
この大会全体では、約548キロのごみの回収に成功したとのこと。「海洋ごみを減らしたい」。同じ思いを持っているからこそ、言葉の壁を超えて心を通い合わせることができるのですね。