愛知県名古屋市にある「名古屋港海上交通センター」は、船の安全を守る“海の管制官”の仕事場です。2024年、そんな管制官に認定審査を通過した新人が入りました。山本慧大さん(25)です。管制官を目指したきっかけは英語だったと話します。
新人運用管制官 山本慧大さん:
「英語を使った職業に携わりたいと思っていました。また、小さい頃から親と一緒に釣りに行くのが趣味で、海にもなじみがあって。海と英語を活かせる運用管制官が魅力的に見えました」
運用管制官はレーダーやカメラなどで、船舶の位置や航行状況を把握。航行する船舶に情報の提供や、危険な航行をする船舶などに注意を促します。
「やっと運用者(管制官)の資格をいただくことができました。これからは、名古屋港の船舶交通の安全を守るために日々業務に取り組みたいです」