最新の3D技術を活用した海洋生物の研究を通じて、将来さまざまな分野で活躍できる人材の輩出を目指す「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」。プロジェクト発足から2024年で4年目を迎え、全国各地から選抜された中学生の研究生11人の入学式が行われました。
日本財団 海洋事業部 矢ヶ崎一浩さん:
「これから8カ月、いろいろと学んだり経験したり自分で自由に想像して、好奇心がわいたものに対して進んでもらいたいと私たち日本財団は感じています」
愛知県から選抜されたのは、中学2年生の堤清策さんです。
中学2年生 堤清策さん:
「プロジェクトに応募した理由は、海や川の生き物が好きだからです。将来の夢は、水族館の飼育員になることです。
(入学式では)日本中からいろいろな生き物が好きな人たちと話すことができて、楽しかったです。3Dは複雑そうですが、がんばります!」
「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」の参加者には、3Dプリンターと3Dデータを扱うための高性能PCを無料で支給。今後16回の授業を経て、最終成果物としてオリジナルの3D作品を制作します。
3期生の3D作品には、ウミウシやタツノオトシゴ、シシャモ、ミツクリザメなど個性豊かな海洋生物が並びました。4期生はどんな研究に取り組むのか、楽しみですね!