日本財団はごみ拾いを競技化した世界大会「第2回 スポGOMI ワールドカップ 2025」の開催を決定しました。
日本財団 笹川 陽平会長:
「ごみを拾うことをスポーツ化したところが、大変おもしろいことではないかと感じます。日本発のスポGOMIで世界の環境問題の最も基本的なところを解決しよう、と」
スポGOMIは指定されたエリアでごみを拾い、制限時間内に拾ったごみの量や種類に応じて与えられるポイントを競う新たなスポーツです。ワールドカップのルールでは1チーム3人、制限時間は1時間(ごみの分別に別途20分)。年齢や性別、障害に関係なく出場できます。
「スポGOMIワールドカップ2025」公式サイトはこちら!
2023年に行われた「第1回スポGOMIワールドカップ」では、世界で1764チームが参加。優勝はイギリス代表チーム、日本代表チームは準優勝という結果でした。
大会アンバサダー 松田丈志さん:
「スポGOMIワールドカップは、エントリーする勇気さえあれば誰でもその国の代表になれる可能性があります」
日本財団 常務理事 海野光行さん:
「海ごみといっても、8割ほどは陸から川を流れて伝わっていく。やはり最後の砦になっていくと思います。ごみ拾い活動のワールドカップは、ごみ拾いの重要性を伝えるうえで良いコンテンツです。全世界に発信をしていけたらと思います」
スポGOMIワールドカップの第2回大会は、2025年10月に行われる予定です。前回を上回る30カ国以上の参加が決まっています。日本では47都道府県で予選大会や全国大会、海外では世界6大州、30カ国以上で予選大会を開催予定です。
戦略や戦術次第で誰でも優勝の可能性があるのがスポGOMIの大きな魅力。皆さんも、身近な存在の海を守るため、まずは地域の街の清掃から始めてみませんか?
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