漁網をリサイクルしたミニバッグ「MEGAN baby」登場！　売上の一部を「藻場の再生プロジェクト」に寄付 | 海と日本PROJECT in 愛知県

東京都目黒区のバッグブランド株式会社FUMIKODAが5月20日、廃棄漁網を再生したナイロン素材による商品「MEGAN baby（ミーガンベイビー）」を発売しました。

「MEGAN」シリーズ第3弾となる同商品は、海洋環境保全につながる新素材の活用と機能性、デザイン性を織り交ぜたエコなアイテム。第1弾のハンドバッグ「MEGAN」は初回生産分が完売となり、現在も追加生産が行われています。

わずか300グラム！撥水加工で機能性抜群

重量わずか300グラムという軽量なうえ、撥水加工なので、雨の日も安心！　500ミリリットルのペットボトルや折り畳み傘、長財布までしっかり収納できる、機能性抜群のアイテムです。

カラー展開は​​「オーシャンブラック」「オーシャンブルー」「FUMIKODAモノグラム」の3色。持ち手には間伐した竹を原材料にしたバイオマス素材の人工皮革を使用しています。

海洋プラスチックごみの約40%が廃漁網

日本では現在、海洋プラスチック問題が深刻化。特に廃漁網が海洋プラスチックごみの約40%を占めています。（※環境省「海洋ごみをめぐる最近の動向」平成30年9月）

重大な海洋ごみ問題を解決すべく、ALLAINCE FOR THE BLUEと協働企業が北海道で廃棄漁網を回収。愛知県の工場で再生プラスチックを用いて、高品質なリサイクルナイロン生地を開発しました。その素材を使って作られたのが、「MEGAN baby」です。

またFUMIKODAは、同製品の売上の一部を一般社団法人ALLAINCE FOR THE BLUEへ寄付。海の生態系保全で重要な「藻場の再生プロジェクト」に役立てるといいます。

「海の豊かさを守るために、自分たちは何ができるのだろう？」。日常使いのバッグから、海洋環境への関心を高めてみてはいかがでしょうか。