愛知県蒲郡市にある三谷水産高等学校で、見て・触れて・食べて「海の大切さ」を学べる 「三谷水産高校潜入ツアー」が開催されました。参加したのは小中学生の親子12人です。
日本自動車連盟 愛知支部 太田 享伯さん:
「なかなか水産高校に実際に入って活動を知る機会は非常に貴重です。水産業について深く理解して、『海の大切さ』を知ってもらいたいです」
今回のツアーでは特別に、生徒2人がインストラクターを務めます。最初はウナギの養殖場での見学。三谷水産高校では、ウナギの完全養殖に挑戦しています。
三谷水産高校の生徒:
「私たち水産資源科が管理しているニホンウナギです。ここに入っているのは200グラムからのサイズなので、一般的にスーパーで見かけるかば焼きサイズになります」
木村秀彬さん:
「当校でふ化したウナギの稚魚の育成に2週間ほど成功しており、ウナギの研究に少しでも貢献できるようがんばっていきたい」
次に向かったのは、水族館のような実習室の見学。参加した子どもたちは、泳ぐ金魚を眺めて楽しんでいました。
最後は生徒たちが考案したさつま揚げを作ります。漁獲時に廃棄される「ジンケンエビ」を有効に使った料理です。
三谷水産高校の生徒:
「皿に入っている赤い粉末がジンケンエビの粉末です。それを入れて、へらで混ぜてください」
まずは白身魚のすり身とジンケンエビの粉末を混ぜます。
その後、アイスディッシャーで取り出して成形。最後は油で揚げれば完成です!
――完成したさつま揚げのお味は?
参加した子ども:
「おいしい!」
参加した子ども:
「魚とかが飛んだり跳ねたり、楽しそうにしていた!」
「さつま揚げとか作って食べられておいしかった」
海の生き物を見たり料理に挑戦したりすることで、より海に親しみを持ってもらえそうですね!